
三鷹市役所前の人見街道を西に進み、東八道路との交差点もそのまま直進すると、切り通しの下り坂となり、ほどなく視界が開けます。坂が終わったところで野川の御狩野橋(みかりのばし)を渡り100m位歩くと右側に龍源寺があります。
龍源寺といえば近藤勇の墓が有る事で知られており、天気の良い休日には訪れる人も多く、近くの野川公園と組み合わせたウオーキングコースになっているようです。龍源寺は近藤勇の生家宮川家の菩提寺です。近藤勇は宮川家の三男として生まれ、15才で天然理心流近藤周助に入門し、近藤家の養子となり天然理心流四代目を継ぎました。幕末の剣豪だったのですね。新撰組の局長として京都で活躍した事は、映画などでよく知られています。官軍との戦い敗れ慶応4年に板橋で処刑された時、親族や門人達が遺骸を持ち帰り、こっそりとここ龍源寺に埋葬しました。
お寺は開放的で自由に入れます。本堂の左脇の竹林を抜けると、すぐ右側に五つの墓石が並んでいます。右から2番目の1番大きな墓石には「近藤勇」と刻まれ花が添えられています。他の4つの墓石は、娘婿の近藤勇五郎ほか親族のものです。近藤勇の慰霊剣道大会が、三鷹市剣道連盟により毎年開催されているようで、いまも地元では慕われているのかもしれません。
龍源寺からすぐ近くに近藤勇の生家跡も残されています。龍源寺の前の人見街道を西に3分ほど歩いた道沿いに、「近藤勇生家跡」「近藤神社」「産湯の井戸跡」、道を挟んだ向いには道場だった「撥雲館(はつうんかん)」も保存されています。生家と龍源寺は近所だったのです。150年くらい前ここ多摩から意気に燃えた若者が、歴史の表舞台に飛び出していった事を思うと感慨深い思いです。
撮影:三村
場所 三鷹市大沢6-3-11
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| 龍源寺本堂 |
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| 近藤勇の像 |
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| 近藤勇の墓 |
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| 境内に咲いている花 |
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