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小原洋子さん
クラシックなコットンレースや刺繍は子供のころから幾つになっても心惹かれる贅沢な美しさです。三鷹にオリジナルのレース生地で日常に着る服を製作販売しているお店があることを知り早速行ってみました。
選んだ薄手木綿の白いブラウスは、白糸で繊細な刺繍を全面に施したエンブロイダリーレース地です。テキスタイルの美しさを大切にしたベーシックでシンプルなデザインは、普段のパンツにも合わせやすく、ブラウスの下に薄いセーターを着れば長い期間着れるという実用性もあります。
流行に流されず、着たい服を作る
憧れだったコットンレースの服を普段も着れるように服をデザインをし、レースの図案を描くのは社長の小原洋子さんです。
小原さんが木綿の服の店を始めたのが27歳のとき。当時はお出かけはシルクや、スーツが常識の時代で、ギンガムや水玉のコットンの服は「この服は、どこに着ていくの」とお客に聞かれて「外国にもこの服で行きますよ」と応えこともありました。
以後一貫して小原さんは流行に流されることなく自分の着たい服・気心地の良い服、年齢に合った服を作り続けて、現在のコットンレース地の服に行き着きました。
小原さんが経営する「コットンハウス・アヤ」の服は生地や、貝ボタンなど素材のよさ、手仕事のよさが格調となって美しく、着る場所を選びません。現在では、服に対する感覚も小原さんに追いついたようです。
花がモチーフのエンブロイダリーレースが人気
小原さんは社会に出て最初に就いた編集の仕事の経験と発想から、年に5回開く展示会は「テーマ」を決めて、服と生活シーンを演出しています。いくつかのブランド展開の中で特に人気が高いのは花の図案のエンブロイダリーレース生地で仕立てる『カッスルクームガーデン』です。
エンブロイダリーレースは白糸だけより、何色かの刺繍糸を使うとより手間を要してコストもかかリます。採算が合わないこともあり「高くつくかしら」と心配すると、気心を知った仕事のパートナーである工場の人から「よいものをつくりましょう」という返事が返ってきました。色から染めた刺繍糸を使い、エンブロイダリーレース機でおよそ
113cm 幅13m の小ロットの反物に織っていきます。生地そのものの量が限られているので1つのデザインの服の数は少なく、お店に並ぶと間もなくに売り切れてしまいます。
レースデザインについて伺うと小原さんは「誰にも教わっていません。教えてくれる人は居なかったから。私は絵がかけるので、アンティークのレースや布、海外旅行先の風景・絵画などからインスピレーションを得て図案のスケッチを描きます。」と話しながら、スケッチ帳に鉛筆で描いてくれました。
原画のスケッチをトレースして富山のレース工場で織られた図案は現在100図ほどにもなります。服のデザインも専門に習ってはいないとのことですが、服は体型を綺麗に見せるよう工夫されていて着心地がよく、優しく品のよさを会う人に印象付けてくれます。
撮影&取材 鈴木
三鷹市下連雀3-25-8
TEL 0422-48-6360 無休
営業時間 10:00〜19:00
URL http://www.mall.mitaka.ne.jp/
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